ボールマーカー その3:顔文字   

2007年 06月 03日

前回のRoundでMIZUNO PROマークのボールマーカーを見た友人に自分にも(オリジナルで)作ってほしいと頼まれた。
文字と簡単な絵文字を希望しているのでまずはテストで顔文字を作ってみた。

d(-_- ; )
oops..

と彫刻。切削して、色入れ前の状態がこちら。
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黒で色入れ直後はこんな感じ。
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乾燥後によけいな部分を除去して、出来上がり。
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やっぱり1mmのエンドミルでは若干太いかな。もう少しだけ細いエンドミルでやればもうちょい細かい文字も行けそうかな。
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# by ingot2006 | 2007-06-03 17:37 | ボールマーカー

ボールマーカー その2:Scotty Cameron Custom Shop   

2007年 06月 02日

ボールマーカー2作目。
Scotty Cameron Custom Shopのロゴ。
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金属ブログを一応うたっているくらいですから、削り出しパターにも非常に興味があります。恐らく今日現在で削り出しパターでもっとも成功しているパターデザイナーはScotty Cameronでしょう。

Scotty CameronといえばやはりPINGタイプが王道ですが、私のエースはキャッシュイン型のAmerican Classic III。2006年限りで廃盤になったモデルです。個人的にはクランクネックというものにちっとも馴染めなくてPINGタイプと呼ばれるパターは(もちろん何本かは買ってみましたが)結局だめでした。
ずっとL字パター(IMG 5やCleaveland Classic)を愛用していたのだけれど、ちょっとした気まぐれからT字パターに浮気して結構気に入って使っている。L字タイプよりもさらにシンプルな形状でグースもオフセットも(ほぼ)ない。
”慣性モーメントなんかくそくらえ”のこの形状は打っただけしか飛んでいかないシンプル極まりないもの。飛ばないパターは昔から好きだけど、こんなに操作性に優れたパターもまた過去にはなかった。
 キャッシュインの名で世を席巻していた元祖アクシネットのブルズアイは現在ほどの高速グリーンでもなく、また糸巻きスモールボールの時代のもの。現在の2ピースラージボール(死語です)と高速グリーンにあうようにCameronさんは元祖よりもひとまわり大きく、重く作っています。

 そんな彼の出世作はClassic 1。このパターをベルンハルド・ランガー(ドイツ人ですな)がマスターズ優勝時に使用していたことでブレイクしたのは有名なはなし。しかしClassic 1を削り出していたのは、外注先の加工業者だったようです。
 当時、溶接が一般的だったパターのネックをインゴットからヘッドとネックを一体で削り出すことを可能にしたとCameronに持ちかけ、その外注先が削り出したのが、Classic1。その外注先が現在のベティナルディとのこと。

 世の中わからんものです。Cameronさんのパターはもちろん嫌いではないですが、加工技術的にはBaby BEEなどに代表される複雑な形状のパターなんかはCameronよりもベティナルディの方がずっと優れているなーなんて思うのですが、イメージ戦略でまけているのかなー。クルーズゴルフだとデーブ大久保しか思い付かんもんなー、私の場合(笑)
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なぜに7ドットクラウンではなく、カスタムショップかといえばデータが直線だけで書けたから(笑)。まだまだNC切削の趣味と勉強は続きます。
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# by ingot2006 | 2007-06-02 00:48 | ボールマーカー

ボールマーカー その1:MIZUNO PRO   

2007年 05月 30日

ボールマーカー1作目。
MIZUNO、"M"のロゴ
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今やランバードにとって変わられたMIZUNOの"M"マーク。
軟鉄鍛造アイアンでは絶大なる信頼を勝ち得ていたMIZUNO PROシリーズ。
全英連覇のニックファルド、アマチュア時代のタイガーウッズ、中島常幸、岡本綾子などのそうそうたる選手が使用していたのも前世紀のお話。
素材の革新についていけなかったのか、己のポリシーを見失ったか。
材質や形状の革新で躍進するTaylormadeやCallaway、”打てるもんなら打ってみろ”とフラットバックアイアンで我が道をいくTitleist。ライバル達に大きく引き離されている印象を持つのは私だけではあるまい。

そんな折、MS-11を入手した。MIZUNO古き良き時代の名器。
MIZUNO独特のネック形状。面取りされたトップブレード。懐かしいだけではない。
”また使ってみようかな”と思わせるかたちだった。
10数年前にMIZUNO PROのシリーズを使っていた感覚が蘇る。先代エースの300S IIを引っ張り出しキャディバックに。
15年前のバッフィー、M300もキャディバックにさしてみた。
”よし今度のRoundはMIZUNOで行こう。”
それならばということで作ってみたのが、今回のボールマーカー(前置き長い)。

MS-11のバックフェースにあった"M"の刻印からトレースして、NC切削。
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出来上がった溝にMIZUNOブルーを流し込んでやる。
小さなボールマーカーに勝手に宿された"M"のマークは、私の懐かしい旧友たちと一緒にRoundへ向かったのであった。
パターはキャメロンさんだったりするが、その昔MIZUNOブランドだったということで今回は無理に仲間入りしてもらった(笑)。
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# by ingot2006 | 2007-05-30 22:56 | ボールマーカー